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「エッフェル塔と横顔」
1958〜60年頃、クレヨン
©Comité
jean Cocteau
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マルチアーティスト、ジャン・コクトー。彼は詩だけでなく、小説、演劇、映画、美術などあらゆる分野で創作活動を展開し、若くして文壇にデビューした当時からイラストなどを描き、“画家”としての才能の片鱗も垣間見せていた。
なかでも素描作品は「ピカソに迫る質の高さ」と評され、天才肌コクトーの美学の一端がうかがえる。繊細で洒脱な素描には彼が理想とする「美」や「理想像」、「憧れ」が込められ、コクトーの芸術の本質的な部分が表現されているといえる。
約170点で構成される本展は、コクトーの世界をひもとくキーワードともいえる“美しい男たち”に焦点をあて、数多くのインスピレーションを与え続けた創造の源泉に迫る。
また、会場内には彼が晩年を過ごしたパリ郊外のミイ=ラ・フォレに、今なお保存されている書斎を再現。自筆原稿や手紙、愛用品、写真資料を通じ創作活動の“現場”を体験できる。 |