高齢出産未婚ママと2歳になったばかりの娘の夏菜との
のんびりお気楽スクスク成長記です。
せっかく子育てするチャンス、楽しまなくちゃもったいないですよね。
日に日に成長していく娘との生活は初めてが一杯。
どうぞ一緒にお楽しみくださいね。




 

 この春、夏菜は初めての進級で「うさぎ組」さんに。
お友達がほとんど持ち上がりのせいか、先生が新しくなってもすんなり慣れて、自
分から走って教室に。お迎えの時もまだまだ遊ぶモード。
なんだか急にお姉ちゃんらしくなったみたいで、保育園が楽しいのは良いけれど、
母にはちょっと寂しい成長です。
 兄達は三人共「お父様お母様」だったのに、明治生まれの父が、少しでも早く
自分のことを呼ばせようとしたので、私自身は「パパママ」で育ちました。夏菜も
生まれてからずっと「ママ」なのに、どこで覚えたのか、突然自分から「オカアサン」と
呼び出してびっくり。なんだか嬉しいやら、くすぐったいやらで、不思議な気分。本
人もいつもと違う呼び方が嬉しいらしくて、甘えた声で何度も呼んでくれます。
「おかあさん」やっぱり優しくて素敵な響きですね。
 週末、シングルマザーのHPの集まりで、静岡県のつま恋に。車に長く乗るのも
お泊りも初めて。集まった八家族の内ほとんどが初対面のお友達でしたが、車酔
いも無く、大はしゃぎで遊んでご機嫌の夏菜。こうして知らないお友達とどんどん
交流できるのもインターネットのおもしろい所です。
 施設の中に乗馬倶楽部があって、ポニーに挑戦。夏菜は初めから、乗る気
満々で、本当は三歳以上のところを交渉の末、ダメ元でトライさせて貰う事に。
いざ乗る時には怖がるかなと思っていたら、自分から台に上ってさっさとポニーの
背中に。得意げに背筋を伸ばしてしっかりつかまって、驚くほど堂々とコースを2
周回って、戻って来た途端に「モウイッカイ」。ハラハラしながら見ていたこっちが、
拍子抜けするぐらいヘイチャラで、ポニーの頭もイイコイイコ。凄い凄いと親ばか
丸出しで感激しちゃいました。
 生まれた時から犬と一緒に生活しているおかげか、夏菜は動物が大好き。
先日上野動物園でもヤギやヒツジにも平気で触ってご機嫌。ちゃんと優しく触る
コツは身についています。自然や動物と触れ合う機会はこれからもずっと大切に
してあげたいですね。
 GWもこぼれるような笑顔が見られるかな。
<2001.4.30号>

 長いGWのお休みは、きっとどこに行っても込んでいると思ったので、デパートのイベント情報をネットや電話で調べて、結局新宿で遊ぶことに。

 キティちゃんのイベントがあると聞いて、お友達を誘って伊勢丹に。ちょっと暇がつぶれたら良いなと、それほど期待はしていなかったのが、これが予想外に盛り沢山に充実していて、びっくり。

「下手なテーマパークに行くより良いな。」と話している人達もいたぐらい。

 着ぐるみショーはもちろん、エアークッションで出来た遊具がいくつもあって、割と大きい子供達まで大はしゃぎで遊んでいました。夏菜もみんなに混じって汗だくで遊びまくり。デパートであれだけ思い切り遊ばせてもらえたら、文句無し。

みんなに教えてあげようとネットのお友達に流したぐらいの大満足でした。

 私も小さい頃から母に連れられて良くデパートで遊んでいたせいか、今でも屋上は大好き。食料品売り場でお弁当を買って、鳩にえさをやりながら、ベンチでランチ。子供の頃に刷り込まれた楽しい記憶は大人になってもしっかり残っているもの。最近は子供が少ないせいか、もちろん遊び場の選択も増えたこともあるでしょうけれど、子供を引き寄せる催しが少ない気がします。親も祖父母も可愛い子、孫の喜ぶ顔がなにより一番。まして今は子供でも何年か後には大人になります。小さい頃から行き慣れた場所が、いくつになってもやっぱり馴染み深いものです。近場で遊ぶ私にしたら、新宿でもっと遊べる機会が増えたら助かるのですけれど。

 夏菜のお話は急に会話らしくなってきて、「ママ、オコラナイデヨ。」「カナチャン、マダチイサイカラ、デキナイノ。ママ、ヤッテ。」なんて、はっきり話します。少し我慢も出来るようになって、寝る時の読み聞かせでは、「ネンネするんだから、起き上がったら、読んであげないよ。」なんて言うと、ちゃんと横になって聞いているようになってきました。

 すっかり子供らしくなってきた夏菜、これからますます楽しみです。

<2001.5.31号>

 

 急にお話が会話らしくなった夏菜は、「ママ、お弁当持って一緒にいこ。カバン、お弁当だよ。おにぎりイクラ。食べてね。プチプチおいしい?」「バナナだよ。皮むいて

ね。」なんて、ちゃんとおにぎりを握ったり、皮を剥いて食べる真似をして、ごっこ遊びも大進歩。今まで溜めていた言葉が溢れ出しているみたい。
 成長と共に知恵もつい
て、私を試すようなことも多くなり、わざと怒られるようなことや、泣き真似をしたり、どこまで許されるのか彼女なりに探る駆け引きの始まり。二人きりの子育てのせいもあって、つい甘やかし過ぎたり、叱り過ぎたり、一人遊びをさせたり、自分の都合の良い楽な子にしてしまって。今まで長く泣かれて困ることもないおりこうさん。

 でも、「子供をしつけることは、子供の人格を作ること」。だから、子供が親を試して来た時には、根気良く付き合って、言い聞かせなくてはいけないと教えてくれた人がいて。確かに声を荒げることなく、向き合って気の済むまで泣かせて、言い聞かせをすると彼女の中で何かが変わっていくようで。ちゃんと自分で泣き止んで、切り替えをします。まだまだ言っても分からないって思っていたことを、実はきちんと理解出来るまで成長していたのですよね。

 どんなことも母娘は、愛情が足りていれば充分だと思っていたし、子供への甘えもあり、手を抜いて、ごまかしてきたことも一杯。子供と向かい合い受け止めることの難

しさ、手間を掛ける大切さにやっと少し気付いたような気がします。まだまだ夏菜も私も新米母娘、ずっとお勉強ですね。

 七月六日で満三歳。保育園で「ハッピーパッペープーユー」も覚えて、今年はやっと分かるのかな。夏菜のお誕生日はいつも私のありがとうの日。生まれてくれてありがとう。元気に育ってくれてありがとう。甘えてくれる内に沢山甘えさせて、手を掛けてあげられる時に一杯手を掛けてあげよう。せっかく母にならせて貰ったのだもの。

少し早いけれど、夏菜、満みっつおめでとう。そして心からありがとう。

<2001.6.30号>

 

  いよいよ夏本番。保育 園ではプール遊びも始ま って、毎日楽しくパシャパシャ。子供は元気に遊 ぶのが仕事だけど、やっ ぱり良いなあ。 私は生まれも育ちも、茅ヶ崎の海のそば。小さい頃から、夏は真っ黒に日焼けして、海で遊ぶものだと思っていたけれど、 都会育ちの夏菜はなかなかそうもいきません。
 先週末、初めて海を見せに地元湘南へ。風邪気味だったので、浜辺には出さなかったけれど、 「ママはここで育ったん だよ。」なんて言いなが ら、堤防に座って、潮風に吹かれながら、広い海に青い空、白い波頭を見て、感激の様子。 町並みは随分変わっていたけれど、私も久し振りに子供の頃を思い出して、お気に入りの場所から海を眺めながら、ゆったりリフレッシュ。生ま れ育った土地はいつでも優しく心を包んでくれる ものですね。
 適度に自然に囲まれて育った私にとって、土にもなかなか触れられずに育つ都会の子供は少し可哀想。でも、どこで育ってもふるさとはふるさと。 人のあたたかさに触れ、友情が芽生え、心を育んでいく場所です。夏菜にとって新宿は、都会育ちなりの、やさしい心のふるさとになってくれるで しょう。
 最近、胸が痛くなるよ うな悲しい事件が多くて、子供が素直な心を持ち続けて大きくなるには難しい世の中になって来た気がします。それでも人 と人の繋がりと愛情を信じていけるような子供に育って欲しいと思います。 子供たちが安全におおらかに育っていける環境を大人が守っていかなくてはいけませんよね。
 三歳を過ぎた夏菜は、とてもしっかりして、保育園の行き帰りはいつも手を繋いで歌いながら歩くのですけれど、いつのまにか歌詞までほとんど覚えて。こちらの言うこ とも大体理解して受け答えが出来るように。
 三歳までで親孝行が終わるって言う人もいるけれど、楽しみはまだまだこれから一杯。小さな幸せがずっと積み重なっていくのですもの。
 夏は始まったばかり、どんな素敵な思い出が増えるのかしら。

<2001.7.31号>

  

 


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